ホームページを制作してからお問い合わせがくるまでの期間は？

こんにちは。千葉県柏市のホームページ制作会社3rd Web（サードウェブ）の佐藤です。

先日弊社のクライアントから「ここ最近ホームページからのお問い合わせが増えている」という嬉しいご報告をいただきました。クライアントはBtoBの対法人向けサービスを提供されている会社の方です。

実はこちらのクライアントはお付き合いが3年以上あるのですが、制作直後に「ホームページをせっかく作ったのにお問い合わせが全然来ない」ということをおっしゃっていました。

その後、半年くらいで反響があり、1年くらいでホームページのお問い合わせから受注が入りました。

1年であきらめずに信じて運用を続けてくださった結果、2年目3年目とお問い合わせが増えて大きな商談も入るようになったのですが、私が制作1年目の頃に「このまま運用してもらえればお問い合わせに繋がります」とお伝えしていた理由を皆さんにもシェアしたいと思います。

ホームページを制作してからどのくらいでお問い合わせがくるのか

大前提として、例外を除いてホームページを制作してから1ヶ月間くらいは、ほとんどお問い合わせがくることはありません。

そもそもインターネット上で誰かにホームページを閲覧してもらうためには、まずGoogleなどの検索システムにホームページ自体が認知される必要があり、検索システムに認知されて初めて一般ユーザーに対して表示されるようになるからです。

類似サービスや業界全体の規模、制作したホームページのボリューム（ページ数）や内容、公開後の更新頻度など様々な要因が影響していますが、数週間から1ヶ月くらいは会社名や店舗名を入力して検索しても表示されないことが多々あります。

また基本的なことですが、SEO対策（検索エンジン上位表示最適化対策）がきちんとされていないホームページの場合は、1ヶ月どころか半年、1年経ってもなかなか検索されずに全くお問い合わせなどの反響がないという結果にもなりかねません。

※ホームページ制作を依頼される場合はSEO対策の実績を確認されることをおすすめします。

業種や業界によるホームページの反響の違い

では、前述の「例外」とは？業種や業界の違いは何？というお話をします。

「例外」というのはインターネット広告を出稿することです。登録に数日かかるかもしれませんが最短でホームページへアクセスしてもらうことができます。

需要があればホームページ制作直後でも、すぐにお問い合わせがくる可能性があります。（弊社でもネット広告の代行サービスを始めましたのでご興味がある方は詳細をお問い合わせください。）

「業種や業界の違い」は細分化すると長くなってしまうので割愛しますが、Googleなどの検索結果に表示される段階になってから比較的反響が早いか、遅いかのポイントは大まかにいえば下記の2点が挙げられます。

すでに街中に看板を出している実店舗や事務所があるか

ネット上だけで完結するサービスではなく、看板があるような店舗のサービス（商品）の場合は、早い段階で地域情報サイトなど第三者がネット上で情報を発信します。調べる（検索する）側の一般ユーザーにも情報が届きやすくなります。

一定の割合で新しさを求める（試してみたい）お客様がいることもあり、結果的に早いタイミングで反響が出る可能性があります。

法人向けもしくは高単価の商売

法人向けの商売は信用力が必要ですので、実績を積み上げた期間もお問い合わせする際の判断基準の一つとなります。経営年数がある程度あるか、もしくはホームページ自体に始めから信用してもらえるような実績やノウハウなどの紹介があるかもポイントです。

単価自体が高い業界で商売をしている場合は、他社が高額な広告費を出したり販促などのマーケティング活動を行っている可能性が高いので、相対的に何もせずに自社にお問い合わせがくる確率は低くなります。ある程度の時間をかけて実績や信頼を積み上げる対策が必要になります。

【結論】早くて1ヶ月、遅くて1年くらいが目安

あくまで参考値として、あらためてホームページを制作してからお問い合わせがくるまでの期間の目安をお伝えしたいと思います。

事務所や実店舗があり、なおかつ数千円から数万円の単価のサービスであれば、早くて1ヶ月、遅くて半年を初反響の目安にすると良いと思います。それ以上反響がない場合は、サービス内容やホームページの運用方法の見直しなど別の対策の検討をおすすめします。

取り扱っているのが単価数十万円から数百万円のサービス（とくに法人向け）の場合、信用されてお問い合わせをもらえるようになるために1年くらいは地道にコツコツと実績などの情報を発信していくイメージを持っていただきたいと思います。これは信用のためだけではなく、SEO対策としても有効です。

商品ではなく目に見えないサービスを提供している場合も同じように考えられます。

【例外】最速で反響が欲しいならインターネット広告

ある程度の時間や労力を確保できない場合、もしくはご予算があり最短で結果を求める場合は、インターネット広告をご検討いただくことをおすすめします。