顧客へと育てる感覚

見込み客層

こんにちは。千葉県柏市のホームページ制作会社3rd Web(サードウェブ)の佐藤です。

 

ホームページやブログは、お知らせ情報を発信するだけでなく、見込み客を顧客へと育てるという感覚を持つと、より集客効果を発揮することができます。前回お話した新規客を獲得するためのアプローチについて、もう少し掘り下げて考えてみます。

 

見込み客を育てるメリット

ターゲットとなる客層は

緊急性と重要度を軸にしたマトリックス図で4つのタイプに分けられます。

  • 緊急性高い✖重要度高い
  • 緊急性高い✖重要度低い
  • 緊急性低い✖重要度高い
  • 緊急性低い✖重要度低い

 

見込み客層

 

全体の割合は1番グループは少なく、4番グループは多いので、1番グループは競争率が高い状態です。それに比例して大手や地域の一番店に流れる確率が高いです。

 

逆に言えば、あまり知名度のない小さな個人店は、大手や地域一番店の狙っていない4番のグループを狙った方が集客できる確率が上がる可能性があります。今すぐには顧客になりにくい層を、時間をかけてお店のファンになってもらい、様々なシチュエーションで利用してもらえるようになると良いと思います。

 

【メリット】

まず限られた地域の中で、1番グループは少なく、4番グループは多いというピラミッド型の人口割合になっていますので、絶対数が多いグループは狙いやすいということです。

 

オフラインでは、多くの人にアプローチするには、それなりのお金か時間が必要なので、見込みの薄い層は狙わない方が合理的でした。しかし、オンライン(インターネット)であれば、オフラインよりもはるかに少ない労力で多くの人と接触できます。

 

次にこのグループの層は(趣味が食べ歩きでなければ)他の競合店舗の情報を調べるほど興味を持っていない状態なので、ロイヤリティ(顧客との強い信頼関係)の構築がしやすいです。つまり、接触さえできれば競合との競争に巻き込まれにくいと言えます。

 

【気をつけるポイント】

直接的なサービスや営業に関する情報は、ある程度利用見込みの濃い層に有効です。逆に見込みの薄い層には一般的な話題(世の中のトレンド情報など)から話に入っていくなどの工夫をします。

 

業界用語などは極力控えて、できるだけ一般的な言葉に直して伝える気配りが必要です。

 

 

飲食店の参考例

関連する話題

例)レストラン経営者が近隣の家族連れのお客様を呼び込みたい場合

  • ファミリー層をターゲットにした地域のイベントに参加する
  • 地元の農家さんと繋がって地域のアピール
  • 主婦向けにお料理教室を開催

 

このような感じで、「地元」や「食」に関して少しでも興味のある人と繋がる機会を設け、その情報と一緒にホームページやSNSなどで少しづつお店の考えやこだわりを伝えていきます。

 

季節や世間のイベントに合わせたりしながら、自然な流れで読む相手(見込み客)の心を掴みましょう。

 

「次回、家族が集まって食事会をする機会があったら、あのお店に行ってみよう」と、思ってもらえる日を想像しながら地道に作業を続けていくと、「実はブログを読んでいて、ずっと気になっていました…。」というお客様がきっと現れると思います。

 

 

最後に

店舗集客のためのマーケティングについては、これで以上になります。「ホームページに更新していく内容」と、「その前に行う準備」について、なんとなく雰囲気は掴んで頂けたでしょうか?

 

今後は、伝えたい内容を文章にする技術「ライティング」について、記事を書きたいと思います。更新していく内容は思い浮かんだけど、「文章が苦手」「気持ちを伝えるのが下手」という人は、楽しみにお待ちください。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

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