飲食店のホームページ制作
こんにちは。千葉県柏市のホームページ制作会社3rd web(サードウェブ)の佐藤です。
今回は飲食店のホームページについてお話します。
飲食店と言っても、様々な業態があります。ホームページを作ると集客できて売上が上がりやすいのは以下のような業態の飲食店です。
- フレンチ
- イタリアン
- スペイン料理
- 焼肉
- レストラン
- 居酒屋
- ダイニングバー
- バル
- 割烹料理
- 寿司
- 和食料理
上記のようなある程度、客単価の高い飲食店が当てはまります。喫茶店、ラーメン屋さんなどの客単価が低く日常的に利用する業態の飲食店は、立地条件などが大きな影響力を持っているので、ホームページからの集客という意味では、比較的むずかしいと言えます。
このページは上記に当てはまる業態で、「飲食店はグルメ系の口コミサイトがたくさんあるから、わざわざホームページを作る必要はないんじゃない?」という飲食店経営者さま向けの記事です。インターネットからの集客に興味のある方は是非読んでみて下さい。
私自身が過去に個人飲食店の運営をしながら、グルメサイトの有料プランに頼らず自作ホームページで集客していたので、そのときに気が付いたことを書いていきたいと思います。
- ホームページからお客様情報がわかる
- グルメサイト以上の情報を提供できる
- 信頼感が生まれる
- ファン(リピーター)を作れる
ホームページからお客様情報がわかる
昔の飲食店はお客様から直接住所や連絡先を聞いて、ハガキやDMを出してイベントや新メニューの告知をしたりする販促が一般的でした。
最近は、SNSやLINEでお客様と繋がり、お店のイベントや新メニューの紹介などをする流れになってきていますが、SNSやLINEだとお客様が何を求めているか把握しにくいですよね。一方的に情報発信を続けていると、誰にどんなメッセージを伝えたら反響が得られるのか不安になりませんか?
自分のお店のホームページを持っていれば、いろんなお客様の情報が得られます。
例えば「ランチ」「安い」「おしゃれ」など、お客様がどんなキーワードで飲食店を検索しているのか、また興味を持たれているのかがわかります。
ホームページを定期的にチェックしているお客様が、どのくらいの割合でいるのかを調べれば、ホームページの情報がリピーターに届いているのか、もしくは新規客向けのメッセージを発信した方が良いかなどの作戦を考えられます。
また、どの地域から検索されることが多いかがわかれば、その地域を狙ったチラシ広告やポスティングなど、インターネット以外の販促にもデータを活用することができます。
グルメサイト以上の情報を提供できる
「決まった画面構成の中に、似たようなこだわりとコースメニューが書いてある、立地場所も近い…。」
あなた自身が複数ある飲食店の中から一つを選ぶとしたら、何を条件に選びますか?
一人で適当に近くのお店にフラリと入るなら別として、もしデートや誕生日の食事、仕事関係の人との接待、職場の幹事としての飲み会なら、失敗がないように念には念を入れてお店の情報を調べようとしますよね。
そこで検索されるのが、お店公式のホームページです。お店に直接来店して下見をするお客様もいますが、その下見に行くお店も、まずはホームページをチェックして優先順位をつけます。
ホームページであれば、他のお店のサイトに載っていないようなインパクトのある動画を目につく位置に掲載したり、簡単に差別化を図ることができます。
「店舗の基本情報が載っているサイトがあるから自分のお店のホームページは必要ない」と考えている経営者の方は、この点に気付かれていないかと思います。
信頼感が生まれる
お客様はお店を調べるときに、色々な情報を探そうとします。公式のホームページ、SNS、グルメサイトや飲食関係の口コミサイトというように、様々なサイトから情報を収集すると思います。
お店の雰囲気や方針(経営者の考え方)、口コミに書いてあるお客様の評価を参考にします。
しかし、ある程度色々調べると「あれ?さっきのサイトと書いてあることが全然違うな?」ということが起こります。あなたもそんな経験はありませんか?
そこで重要なのが公式のホームページです。飲食系の口コミサイトの評価やグルメサイトは、不特定の第三者による情報が多いので、お客様は最終的にホームページに書いてある情報を信用します。
お店には正しい情報を公開する責任があるからです。
お客様は「お店に対する信頼性(情報が正しいかどうかを含め)」をある程度ホームページで判断しています。
これは「公式ホームページで情報発信している=しっかりした経営をしている」と無意識に安心・信頼感を与えるという結果にも繋がります。
ファン(リピーター)を作れる
「たしかにネットで情報を発信しているお店の方がファンが付きやすそう。だけど、ファン(リピーター)を作るならSNSをやればいいでしょ?」そう思われる経営者の方は多いと思います。
しかし、「SNSで情報発信している=インターネット上でお客様全員に向けて情報発信している」と、勘違いをされていませんか?
- Instagram(インスタグラム)
- Facebook(フェイスブック)
- Twitter(ツイッター)
- YouTube(ユーチューブ)
- LINE(ライン)
SNSは上記の他にもたくさんあります。全てのSNSを日常的に使っている人はお店側にも、お客様側にもほとんどないと思います。
そして、お店側はメインターゲット層のお客様がどのSNSを利用しているか、あまり考えずに情報発信をしているのではないでしょうか。
ホームページのアクセスを調べると飲食の業態にもよると思いますが、30%~40%くらいのお客様が「ホームページをお気に入り登録」して最新情報をチェックしています。経営者の方とこの話をすると、皆さんが予想以上に多い数字だと驚かれます。
本当にファンになってくれるお客様は、一番信頼性の高い公式のホームページで、最新の情報や重要なお知らせがないかなどをチェックしています。
まとめ
- ホームページからお客様情報がわかる
- グルメサイト以上の情報を提供できる
- 信頼感が生まれる
- ファン(リピーター)を作れる
いかがでしたでしょうか?このように飲食店のホームページはメリットがたくさんあります。
もちろん、日々の業務が多く忙しい業界でもあるので、「SNSで手いっぱい」「ホームページまでは手が回らない」という声は多いと思いますが、だからこそ他のお店を一歩リードできるチャンスでもあります。(更新作業は昔より簡単になっています)
飲食店は日々の出来事や、新メニューなどを更新することで、お客様を惹きつけるホームページ作りが他の業界よりも比較的簡単にできますので、まだお持ちでない方は是非検討してみて下さい。