ホームページのデザインが良ければ集客できるの?

HPデザインが良いと集客できる

こんにちは。千葉県柏市のホームページ制作会社3rd web(サードウェブ)の佐藤です。

 

お客様からの「ホームページのデザインが良ければ集客できるのか?」という質問にお答えします。

 

デザインの良し悪しというのは、定義が人それぞれで判断がむずかしいので、グラフィックデザイン(視覚的に訴えてくるイラストや装飾)が多用されているかどうかを基準にして考えたいと思います。

 

僕の経験上ではグラフィックデザインが多用されているホームページに対してこのような見解を持っています。

 

  • 華美な装飾に埋もれて肝心なメッセージが伝わりにくい
  • 検索上位表示されにくい可能性がある
  • デザイン自体よりも写真の要素の方が大きい

 

以下、説明していきます。

 

 

華美な装飾に埋もれて肝心なメッセージが伝わりにくい

ホームページ制作会社のお客様は「ホームページを作りたい」と思っている経営者の方なので、「経営者の方が満足する」ことが最優先されます。

 

「どうしたらお客様(経営者)に満足してもらえるか?」と考えると、ホームページを受注する段階では、ほぼ「見た目が気に入るかどうか?」に尽きると思います。

 

第一印象はとても重要なので、そういった判断基準も間違いではありませんが、集客できるホームページなのかどうかよりも、見た目を派手(流行りもの)にすることで満足度を高めようとする制作会社が少なからずあるのが現状です。

 

例えば、写真やイラストなど画面いっぱいに溢れている画像の上に、お店の経営者のこだわりやおすすめが書いてあるのを見たことはありませんか?画像の上に文字が書いてあってもお客様(経営者ではなくお店の見込み客)にとって読みづらいと思いませんか?

 

(※もちろん、アパレルブランドなど雰囲気自体でメッセージ性を訴えやすい業界、業種はあります。)

 

検索上位表示されにくい可能性がある

お客様からホームページを見つけてもらうには、お客様がGoogleやYahoo!に入力した「検索キーワード」に、自分のホームページに書いてあることが当てはまっていないといけません。つまり文字数が多い方が検索に引っかかる確率が上がります。

 

もちろん検索キーワード狙いの文字ばかりの文章も、お客様からすると見にくいため、「良くないホームページ」と判断されてしまいます。

 

しっかりとボリュームのある文章の中に、適度にわかりやすくなるような画像を入れる絶妙なバランスが、検索されたときに上位表示されやすくなるコツでもあります。

 

 

デザイン自体よりも写真の要素の方が大きい

現在はお客様がホームページを調べる際、パソコンよりもスマホから見る方が多くなっています。最近主流のホームページをパソコンとスマホで見比べてみるとわかるのですが、スマホの画面の方がシンプルなデザインになっているんですね。

 

理由は二つあります。一つは画像やイラストが多いとホームページを表示するまでに時間がかかるので、お客様がしびれを切らして見るのをあきらめるのを防ぐために、スマホで見たときは簡易化されたデザインで素早く表示されるようプログラムされているからです。

 

二つ目は、操作性やお客様の立場に立った使いやすさを追求して、スマホで見たときだけシンプルなデザインになるようなプログラムをされているからです。

 

つまり、今では多くの人がスマホで情報収集をしているので、シンプルなホームページのデザインで十分だということですね。

 

その分、写真はスマホ画面に大きく表示される(拡大表示できる)ので、ホームページ全体に影響を与えます。ある程度の写真のクオリティが重要になってきます。

 

 

まとめ

話をまとめると「装飾デザインにこだわるより、シンプルで見やすく、お客様が使いやすいホームページの方が集客に向いている」というのが、個人的な見解です。

 

デザインを追求していると、その分デザイナーさんに費用が発生するので、それならそのお金をお客様に還元するか、コンテンツ(更新記事)を増やすために使った方が良いと思います。

 

(以上の話は、主に個人経営の小さな店舗向けの考え方ですので、能力のあるデザイナーさんは不要だと言っているわけではありません。)

 

 

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