コロナ騒動後に店舗経営者がやるべき対策
こんにちは。千葉県柏市のホームページ制作会社3rd Web(サードウェブ)の佐藤です。
今回はコロナウイルス騒動で、仕事や売上が減少した経営者の方に向けてお話をしていきたいと思います。
すでに対策済みかもしれませんが、改めて私の考えを以下に挙げてみます。
- ホームページで公式情報のアナウンス
- 経費の見直し
- 取り扱っている物をオンライン販売
- ギフトカード発行で未来の売上を前借り
- SNSやブログなどでお客様と接点を持ち続ける
ホームページで公式情報のアナウンス
「通常通りに営業しているのか」など、店舗側がお客様の気持ちを先回りで考えて情報を発信する必要があります。
SNSは時系列で古い情報がどんどん見られにくくなっていきます。(他のお店の情報発信が多ければ埋もれて見られない可能性が高いです。)
スタッフのブログや広告媒体でのお知らせで簡単に済ませるのではなく、ホームページで公式情報として発信することが望ましいと思います。
経費の見直し
このタイミングで今まで当然のように支払っていた経費を一度ゆっくり見直す機会を設けると良いと思います。
今後の売上低迷に備えて、本当は必要のない経費を支払っていないか確認しましょう。惰性で支払っていたお金があればカットします。
ここで注意が必要です。
ムダな固定費は削減しても、売上を得るための費用や、作業を効率化するための費用は削ると危険です。ジリ貧に陥ってしまう確率が高まります。
取り扱っている物をオンライン販売
現在店舗で取り扱っている商品をネットで販売することができるか検討してみてはいかがでしょうか?
自店のホームページに商品を掲載して、メールや電話、またはSNSのダイレクトメッセージで注文を取る方法もありますし、現在は「BASE」(ベイス)のようにわずかな販売手数料のみで利用可能な簡単にネットショップが作れるサービス(固定費無料)もあります。
通信販売をするのがむずかしい商品であれば、提供できる分だけをテイクアウト(持ち帰り)できるように準備して、近隣の利用者の方に向けてホームページでアナウンスするのも良いと思います。
ギフトカード発行で未来の売上を前借り
資金繰りを何とかするために、お店で使える金券や商品券のようなオリジナルの「ギフトカード」を発行するという方法もあります。
経営者だけでなく、コロナ騒動収束後にまたお店を利用したいと思ってくれているお客様にも協力を求めてみんなでお店を存続させましょう。
これもインターネットのサービスを利用した方法になりますが、オンライン決済サービスの「square」(スクエア)ではデジタルギフトカードを発行できる機能があります。
SNSやブログなどでお客様と接点を持ち続ける
あるマーケティング会社の調査によると、今まで通い続けてくれていた常連のお客様がいつの間にか来てくれなくなってしまう「失客」の理由として、一番多いのは「なんとなく」だそうです。
- 職場が変わった
- 引っ越しをした
- 生活パターンが変わった
- 近所に新しいお店ができた
上記のようにお店側の立場ではどうしようもないことは手が打てませんが、「なんとなく」というのは「接触回数の頻度を上げる」ことでかなり防ぐことができます。
接触回数というのは、直接的に顔を合わせる以外にも、間接的にSNSやブログを通じてお客様の日常生活の中で目につく(お店の存在を忘れられない)ようにすることも含まれています。
最後に
今回の新型コロナウイルスによる経済損失は、リーマンショックや「3.11」の大震災のインパクトを超えると言われています。
思いつく限り、できることは何でもやって、この危機をみんなで乗り越えましょう。
弊社でお手伝いできることがございましたら、お気軽にお声をかけてください。全力でご協力させて頂きます。